Songs for BONUS TRACK
2020/09/21-09/26
Songs for BONUS TRACK | 東京都世田谷区
■Others / Installation
音楽を使ったインスタレーション。
2020年4月にオープンした、小田急電鉄が開発推進する「下北線路街」の新スペース「BONUS TRACK」とコラボレーションし、音楽付き案内所「Songs for BONUS TRACK」を開催。BONUS TRACK内の13店舗を象徴するアイテムと、3曲入りのアルバム「Songs for BONUS TRACK」を使って、お店を紹介する「音楽付き案内所」。
周囲を配線ケーブルで囲んだ中央テーブルに、13店舗それぞれを象徴する「シンボルアイテム」を配置。入口付近と奥にはスピーカーからは「BOUNUS TRACK」から着想した「Songs for BONUS TRACK #1」「Songs for BONUS TRACK #2」を、中央テーブルのスピーカーからは「13個の各店舗」から着想した楽曲「Songs for BONUS TRACK #3」を再生。それぞれがズレながら調和し混ざり合う3つの楽曲と、テーブルの個性豊かなアイテムで「BONUS TRACK」を表現した。
楽曲は「異次元のヴィレッジ」をコンセプトに3曲制作。
Syotaro Hayashiによる「Song for BONUS TRACK #1」は、「下北沢駅のアナウンス音」「ディスクユニオン下北沢店の店内環境音」をサンプリング。ウッドベースのフレーズを下地に、ポストパンク風のギターフレーズやバッハの無伴奏チェロ組曲をオマージュしたシンセサイザーフレーズなどが散りばめた。
Ryota Mikamiによる「Song for BONUS TRACK #2」は、「下北沢天狗まつり」「下北沢駅の踏切音(楽曲に合うように1音高くしています)」「ガレージバンドのリハーサル音」などをサンプリング。対照的な、活気あふれる動的な要素と人工的で静的な要素を編み目のように織り交ぜ、ひとつにまとめた。
The Vegetablesによる「Song for BONUS TRACK #3」は、BONUS TRACKのパンフレットに掲載されている順番に、それぞれのお店を音楽で表現した。
最終日には、1Fギャラリーで流している楽曲を屋外6ヶ所のスピーカーにも展開。マリンバ奏者「野木青依」をゲストに迎えた「マリンバライブ」を開催。また、各所でアルバム「Songs for BONUS TRACK」のQRコードが付いた「音楽付きパンフレット」を無料配架した。
Title:Songs for BONUS TRACK
Collaboration with BONUS TRACK, Aoi Nogi
Music Written by Syotaro Hayashi, Ryota Mikami
Presented by Vegetable Record